【コラム】ちょっと気になる 「世界の朝ごはんフェスティバル」
2014.09.28
「パンニュース」2015年9月25日号掲載
ちょっと気になる 「世界の朝ごはんフェスティバル」
アサイー、グラノーラ、フレンチトースト、パンケーキ……ここ一年の流行りを見ていると朝ごはん関連のものが多い。
そんな中、9月13日~15日の間、横浜みなとみらいにあるパシフィコ横浜でヨガフェスの一つのイベントとして「世界の朝ごはん~World Breakfast~」が開催された。ちょっと気になるので、早速取材にとパシフィコ横浜に行ってみた。
開始日口開けとなる13日は心地よい風が吹く晴天となった。朝からどこもかしこも大行列になり、鈴なりに列ができている。店はテント出店と沿岸にフードカーがあり、フードカーでの購入は食券で購入する形となっている。テント出店では日本パンコーディネーター協会も出店しており、パンについてのワークショップと、パンの販売をしている。
販売されていた「世界の朝食パンセット」(900円)はパンドーロ(イタリア)、パン・ド・カンパーニュ(フランス)、ベーグル(アメリカ)、花巻(中国)、カレリアンピーラッカ(フィンランド)、プンパニッケルとミッシュブロート(ドイツ)、ツォプフ(スイス)の7カ国8種類のパンをカットしたものだ。初日は開始1時間で完売したという。
昨今では、朝食を取らない大学生に食堂が朝食を提供するなどニュースになっている。確かに眠気と食欲であれば眠気が勝ってしまい、結局二度寝からの朝食抜きにしてしまうこともままにある。
世界の朝ごはんフェスティバルで知った朝食メニューを実際に家庭で取り入れてみるというのもバリエーションが豊かになって寝坊しやすい朝も気持ち良い朝に変わっていってもらいたいところだ。