過去の大会賞歴

2005年大会

これまでの大会に比べ、前回大会で優勝したためか、日本に対する他国の選手や審査員の意識がより強くなったと感じた大会であった。今大会での初参加国は、中国・クロアチア・チリ・モロッコ。中でもモロッコはアフリカからの初参加国とあって注目された。連覇という目標に対して、日本の選手達は必要以上に気負っていなかったが、相次ぐトラブルに見舞われ、苦戦を強いられた。

まず粉の指定が直前に変更になり、事前トレーニングで配合や工程を調整しなおさなければならなかった。最終日には事前調整が仕上がったものの、今度は抽選で一番使いにくいブースでの実演に決まり、選手達に不安がよぎった。しかもその不安は的中し、当日機械トラブルで前日に仕込んでおいた生地が使えなくなってしまった。だが選手達は慌てず、結束を強め、お互いに知恵を出し合って、無事に作品を時間内に仕上げることができた。最終順位は、3位だったが、今までで最も困難な苦境を乗り越え、好成績をおさめたことにより、選手達にとって得るものが多かった大会であったように感じた。

日本選手の成績

2005年
トランブルー 成瀬 正(チームリーダー) ヴィエノワズリー
(株)オクノフードサービス 吉川 崇 バゲット及びパンスペシオ
日本菓子専門学校 橋本 高広 芸術的装飾パン
※会社名は入賞当時の会社名です。

結果:3位



総合順位

1位 アメリカ

2位 フランス

3位 日本


以下不明

ベルギー

スイス

イタリア

中国

モロッコ

クロアチア

チリ

フィンランド

デンマーク